おやっとさまです。よいどんです。
以前、タンドリー窯を作りました。

上手にできたのですが、残念な点がありました。窯の高さがないため炭に近すぎて、チキンやナンの下の方が焦げてしまう。また、ナンが入れやすいように上部が開いた形になっていて、窯自体の温度が上がりにくいという点が気になっていました。
テレビ『人生の楽園』を見ていたら、壺焼き焼き芋を超おいしそうに焼いているのをみて、これはタンドリー窯でもできるんじゃない?と思ってしまったのです。
そこで今回、以前作ったタンドリー窯を改造することにしました。
【自作タンドリー窯】壺焼き芋も出来ちゃう、タンドール窯に改造しました
1年前に作ったタンドリー窯がこちら。なんだか七輪みたいでした。もちろん、ナンも焼けるしタンドリーチキンも焼ける。しかし、炭に近い下の方が焦げるんですよ。
だから、改造しました。
前回の記事を読んでから、この下は読んでくださいね。
ペール缶、素焼き鉢を追加
素焼き 浅鉢 テラコッタ鉢を用意します。外径27㎝です。
重ねるとこんな感じ。ぴったりとは言えませんが、素焼き鉢の厚さもそれなりにありペール缶にも収まります。
コンクリートドリルで振動なしの回転で開けていきます。振動しても鉢自体は割れませんが、貫通口がすこし欠けます。回転でも十分開きます。
一周したら次は切ります。
引き回し鋸で切ります。
ギザギザしているので、丸
やすりで削ります。
平やすりでも大丈夫だと思います。
最初の穴よりだいぶ大きくしました。これくらいないとナンを貼り付けるとき、手が入らないので。
ペール缶を半分にカットする
前回同様、ペンキで塗装するのでグラインダーで表面のコーティングをはがします。
そして、半分にカット。
次に金切りはさみで切れ込みを入れます。
細かく切れ込みを入れました。
ペール缶上部から1段目の膨らみまで切れ込みを入れてください。そうしないと合体できませんでした。
合体する下のタンドリー窯の上部膨らみをできるだけスリムにするため、グラインダーでき
ガボッとかぶせます。
ペール缶の蓋も上部鉢が入る大きさにカットします。
耐火セメントを流し込む
耐火セメントを鉢とペール缶の間に入れていきます。
一番下部は、耐火セメントのみ。接着するように入れます。
真ん中は耐火セメントとパーライトを混ぜて軽量化。
上部はまた、耐火セメントのみ。
最後に蓋をして終わり。
ペール缶に色をぬり、番線で縛って完成
追加したペール缶がタコの足みたいになっていたので、番線で縛り上げました。
色も前回同様、黄緑色に塗りました。
完成!自作タンドール窯で壺焼き芋やナンを焼いてみた。
ステンレスの針金70㎝くらいを鉄管などに巻き付けて、こんなかんじで作ります。大きさは、芋に合わせて調整します。
熱が逃げにくいので、じっくり長時間(2~3時間)かけてゆっくり焼きます。
すると、芋の蜜がトロ―とできて、甘ーい焼き芋が出来ました!
最高です。大満足の甘ーい焼き芋出来ました!!
次は、ナン。
窯の中部も約300度。
ナンも焼けました。改造前は、炭に近い部分がすぐに焦げて遠い部分は半生状態だったのですが、改造後のこちらは、上部までしっかり焼けました。
うまい!
大満足の仕上がりになりました。
参考になれば幸いです。

よいどん

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