南シナ海を望む広大な畑作地帯の南九州市南部では毎年12月~2月初旬にかけて、冬の風物詩「大根やぐら」が出現します。
実は鹿児島県全域で大根生産が活発なんです。鹿児島の大根生産量は全国第4位。
鹿児島県本土の半分以上を覆う「シラス」は、水はけがよい土壌なので大根栽培には適しているそうです。
畑から収穫した大根は竹で組んだ巨大なやぐらにかけていきます。
かけたばかりの大根は真っ白な肌のようにきれいですよ(^^)
1週間から10日間、寒風にさらされると大根は余分な水分が抜けて甘みが増します。
シワシワになった大根は主に漬け物用として出荷されていきます。
何気なく食べている漬物も農家さんが1本1本丁寧に作業している姿を見れば、さらにおいしく感じますし、大事に食べないといけないなと改めて感じました。
大根を収穫し寒風にさらす巨大な「大根やぐら」、南九州のごく限られた地域だけで見られる冬の貴重な風物詩です。ぜひ1度見に行ってみてください♪
お茶街道ゆとり館の周辺に大根やぐらがあるので、ゆとり館を目指して行ってください。
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koto
おいしいもの、からだに良いこと大好き。あせらず急がずゆっくりと、自然に身を任せながら日々の暮らしを楽しんでいます。

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