やっとこの時期に訪れることができた日置市東市来町養母にある「尾木場の棚田」。
尾木場の棚田は日置市の最北部に位置し、標高約300メートルの山あいにある尾木場集落にあります。
▽6月下旬の風景▽

棚田が美しい絶景スポット『尾木場の棚田』
先日、日置市東市来町養母にある「尾木場の棚田」に行ってきました。 以前は彼岸花がきれいな時期の9月頃に行きましたが、今回はちょうど田植えが終わった6月下旬に行ってきました。 尾木場の棚田とは 日置市の最北部に位置し...
収穫の秋!掛け干しはなんと約200m!
私が訪れたときには脱穀作業が始まっていたため、上の写真は200mではありません💦(すみません)
すでに50m弱、脱穀作業を終えていましたが、それでも掛け干し、なが~いですよね。
2006年ごろから毎年200mの掛け干しをしているそうです。
美しい石積みと高低差が雄大な風景、そしてこの見事な掛け干し。
やっとこの風景をみることができて、感激です。
秋の棚田を彩るコスモス
見事な掛け干しにコスモス。そして秋空。
「あ~・・・お弁当を持って来たら良かったな」と撮影しながら何度思ったことか・・・
毎年、鹿児島市都市農業センターにコスモスを見に行っていましたが、尾木場の棚田も見事なコスモスでした。品種は少ないですが、コスモスと一緒に掛け干し、棚田、石積みも見れるなんて、とても贅沢ですよ♪
まとめ
棚田は傾斜地で労力がかかるため、中山間地域の過疎・高齢化にともなって、1970年代頃から減反政策の対象として耕作放棄され始め、今では40%以上の棚田が消えているといわれているそうです。
現在、尾木場の棚田は、元々、原野だったこの地を切り開いた、野上久右衛門氏のご子孫が野上操(94歳)さんが後継者に指導をしながら守り続けています。
このような風景を見ると訪れる多くの人が「懐かしい」と感じる日本の風景ですよね!
「日本人で良かったなぁ~」なんて思いながら帰宅しました。
今年はもう終わりましたが、来年はぜひ、この素晴らしい風景を見に出かけてみませんか?
The following two tabs change content below.


koto
おいしいもの、からだに良いこと大好き。あせらず急がずゆっくりと、自然に身を任せながら日々の暮らしを楽しんでいます。

最新記事 by koto (全て見る)
- 重石なしで漬ける簡単梅干しの作り方(3日間天日干し→保存) - 2022年8月1日
- おうちで簡単!どくだみチンキを使ってどくだみ虫よけスプレーつくり - 2022年7月22日
- どくだみの花を使って「どくだみチンキ」のつくり方 - 2022年6月16日