みんなが知らない、桜島と鹿児島湾が一望、海が見える無人駅「竜ヶ水駅」
鹿児島県鹿児島市吉野町にある九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の無人駅です。
利用者が非常に少ないので券売機も設置されていません。SUGOCAなどのICカードは利用できないようです。
ガソリンスタンドの隣にある坂を登っていきます。
坂を上るとすぐ線路・・・
左を向くと日豊本線(下り)、鹿児島中央駅方面。
右を向くと日豊本線(上り)隼人・都城・宮崎方面へ行きます。
跨線橋からは、もっと長めが良いですよ♪
ちょうど宮崎方面から来た列車。
そしてなんと反対側、鹿児島中央駅方面から来た列車、同時に見ることが出来ました。
隣駅である重富駅、鹿児島駅との駅間が共に長いため、列車の交換がよく行われており、特急列車など客扱いを行わない列車でも運転停車を頻繁に行っている。
(引用元:竜ヶ水駅 Wikipediaより)
1993年8月6日の水害による影響
人家は周辺に僅かに点在する程度であり、駅周辺に居住している住民はほとんどいません。
駅舎前周辺はかつて竜ヶ水集落と呼ばれる小集落でしたが、1993年(平成5年)8月6日の豪雨で
甚大な被害を受けました。
土石流による家屋の流出などで集落は被害を受け、居住していた住民の大半は移転を余儀なくされました。
このときに居住を放棄され、廃墟となった家屋や流出した建物の土台などが駅周辺に残っています。
乗員乗客脱出劇がさまざまなドキュメンタリー番組で取り上げられている。
被災時の有名なエピソードとして、停車中の車両を堤防代わりにして乗客を避難させた乗務員の話があります。
- 被災したのは西鹿児島駅(現:鹿児島中央駅)行の普通列車で、竜ケ水駅に停車中に鹿児島駅方面の線路が土砂崩れで通行不能となった。運転士は国分方面へ引き返そうとしたが、いつまでたっても指令室の許可が下りず、交渉中に国分方面の線路も遮断され立ち往生してしまった。
- このとき土石流の危険を感じた運転士が、自らの判断で崩れそうな箇所に、あえて列車を停車させ、乗客のいない車両を堤防代わりにして乗客を避難させた。この好判断により乗客は土石流発生直前に避難することができた。ただし、乗務員の指示を無視して列車内に留まった乗客3人は死亡した。なお当時避難救助活動に従事した運転士1人が、3週間後喘息発作により死亡し、その後最終的に労災が認定されることとなった。
(引用元:竜ヶ水駅 Wikipedia)
この周辺地域は現在でも大雨警報発令時には必ず避難勧告が出されています。
アクセス方法
【住所】鹿児島県鹿児島市吉野町10252番地
線路下にはガソリンスタンドや飲食店が数軒あり、車も停車しやすいので国道10号線の休憩場所になっています。
桜島と錦江湾(鹿児島湾)が一望できる駅です。
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koto
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