「申梅」といわれるほど、申年の梅は縁起が良い、もしくは健康に良いといわれていますよね♪
実は申年というのは、昔から「梅干を食べろ」とか「梅干を漬けろ」とか言われている年なんです。
どうして申年がいいの?
「平安時代、第62代村上天皇(946年~)が梅干しと昆布茶を飲んで病を治した」というエピソードから始まっているとか。
村上天皇がこのとき食べた梅干が申年に漬け込みされた梅干だったということから、
申年に梅干しを漬けるとよいといわれるようになったといわれています。(http://www.kabata.co.jp/index.html)
また、時を経て江戸時代にはいってからは、感染症のコレラが猛威を振ったり、飢饉が起きたりしましたが
この時も申梅(さるうめ)の言い伝えが残っていた紀州藩だけは、梅干のおかげで死者をほとんど出さなかったことなどが知られています。
偶然にも飢饉の年が申年だったことも現代まで「申梅(さるうめ)」のお話が残っている理由のようです。
「申年」だけに、病気など悪いことが「去る」効果があるとも言われています。
その他、申年は梅があまり穫れない年といわれ貴重なものとして重宝されたからという説もありますね。
完熟梅を使った梅干しの漬け方
今年は「ジップロック」を使って漬けると簡単だよ良いよと知り合いの方に教えていただいたので挑戦してみました!(^^)!
~材料~
・完熟梅 2kg
・粗塩 350g
・焼酎 少々(消毒用)
・ジップロック 2枚(大きいサイズを使用)
~作り方~
1.熟した梅は柔らかいのでやさしく扱いながら、ヘタをつまようじで取り除き
2.完熟梅をきれいに洗います。きれいなタオルで水気を軽くふき取ります。(完熟梅が少し湿っているくらいのほうが塩がなじみます。)
3.ジップロックを2枚重ね、完熟梅と粗塩2/3を交互に入れます。
4.空気を抜いて封をして梅に塩がよくくっつくように混ぜ合わせる。
5.完熟梅なので重石は必要なし。
6.梅酢が上がってくるまで毎日揺らしてあげます。冷暗所に保管。
*******随時更新しますね^^*********
今年は申年。
ご家族皆さんで、「申梅(さるうめ)」を味わってみてはいかがでしょう?
koto
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