陸軍最後の特攻基地「万世飛行場」跡に建てられた万世特攻平和祈念館

昭和18年夏から19年末にかけて建設された陸軍最後の特攻基地「万世飛行場」跡に、平和への想いを込めて建てられた万世(ばんせい)特攻平和祈念館。

中学2年の娘が今年、修学旅行に行く予定ですが、その前に、「戦争のことを勉強してください」と先生から言われたようです。

娘は「知覧に行く」と言ったのですが、今回は家族で行ったことがない万世特攻平和祈念館に行ってみました。

所在地

住所:鹿児島県南さつま市加世田高橋1955番地3

電話/FAX:0993-52-3979

開館日・開館時間

【開館日】

12月31日・1月1日を除く毎日

※リニューアル工事のため、2020年8月24日(月)から2021年3月31日(水)まで休館します。

【開館時間】

午前9時~午後5時(入館は午後4時30分)

入館料

【個人】

大人(高校生以上)・・・310円

子ども(小・中学生)・・・210円

【団体(20人以上)】

大人(高校生以上)・・・260円

子ども(小・中学生)・・・150円

※障害者手帳提示による割引あり(本人と介助の方 2名半額)

※上記料金は、消費税を含んだお1人様の料金。

駐車場

あり(約45台)

万世特攻平和祈念館とは

昭和18年夏から19年末にかけて吹上浜に建設されたのが、陸軍最後の特攻基地「万世飛行場」。
この飛行場はわずか4ヶ月しか使われませんでしたが、17歳の少年飛行兵を含め200人近い特攻隊員が“祖国のため”を合言葉に、ここから沖縄の空へと飛び立っていきました。(引用元:南さつま市観光協会

戦争がはじまってから一段と激しい戦争になり、「知覧」にある飛行場だけでは不足したので、ここの吹上浜に飛行場を作ることになったそうです。

特攻隊員には遺骨はありませんが、書き残した遺書があります。ここには隊員たちの遺影や遺品を展示してあります。

施設

【1階展示室】

【遺(のこす)】

ここでは映像を使って当時の証言や資料映像が視聴できます。

【零式三座水上偵察機】

万之瀬川右岸1,000m、沖合600m、水深5mに水没していたが、平成4年、47年ぶりに引き上げられました。

平成23年12月1日、財団法人日本航空協会から「重要航空遺産」に認定されました。

【九九式襲撃機(模型)】

【検索コーナー】

【書籍】

【2階展示室】

【第72振武隊パネル】

【遺書と遺品】

【遺族と地元の人々との手紙】

【大空へのあこがれ】

大空にあこがれ飛んだ当時の飛行服などを展示しています。

【日の丸と寄書き】

【最後の敬礼】

【遺書と血書】

隊員たちの肉親や愛する人たちへ宛てた最後のメッセージが展示されています。

万世特攻慰霊碑「よろずよに」

昭和47年に特攻隊の慰霊顕彰を目的に建立されました。

「よろずよに」の意味は、ここが旧町名の万世(ばんせい)町であったので、万をよろずよにと読むことができ、世を「よ」と読み、あわせて「よろずよ」、それに「に」をたして、これからずっと「平和でありますように」との意味だそうです。

この慰霊碑は隊員たちが沖縄に出撃したので沖縄を向いているそうです。

有名な写真「子犬を抱っこした特攻隊員」

▲写真は荒木幸雄さんのWikipediaからお借りしました▲

子犬を抱いた少年兵(中央が荒木)

前列左より、早川勉伍長、荒木幸雄伍長、千田孝正伍長。

後列左から、高橋要伍長、高橋峯好 伍長

(引用元:荒木幸雄さんのWikipediaより)

 

こちらの写真、知覧特攻平和会館に行かれたことがある方は、きっとご存じだと思います。

有名な写真です。印象に残る1枚ですよね。

この写真は出撃予定日だった1945年5月26日、あと数時間後に飛び立つ飛行機に爆弾を取り付けている作業を見ていると、子犬が飛行機のまわりを走っていたそうです。

子犬の名前は「チロ」。整備隊長が拾ってきた子犬だそうです。

チロと呼ぶと走って寄ってきたので抱っこしたところを毎日新聞社の方が撮影したそうです。

出撃予定時刻の2時間前の午後2時頃、万世飛行場の端(祈念館の後付近)で撮影されました。

しかしその日は出撃中止となりましたが、次の日、5月27日に出撃し戦死。

まとめ

遺書の字は乱れることもなく、そして力強くて・・・10代、20代の若者がどんな思いで出撃していったのか。そう考えると涙がとまりませんでした。

「戦争とは」、「平和とは」を考える貴重な時間になりました。

 

 

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koto

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おいしいもの、からだに良いこと大好き。あせらず急がずゆっくりと、自然に身を任せながら日々の暮らしを楽しんでいます。
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