おやっとさまです。よいどんです。
今日は、ハードウッドでウッドデッキを自作しました時のことをアップします。
アウトドア好きにはたまらない、夢のウッドデッキ。まずは、素材選びから。
ハードウッドと人工木材 どっちがいいの?
永遠のテーマなのかもしれませんが、ウッドデッキを作る際、使用する木材を何にするのか。
大きく分けると
1.本物の木材(ハードウッドorソフトウッド)
2.人工木材
それぞれの素材のメリットデメリットがありますが、自然にこだわりたい よいどん は本物の木材ハードウッドにしました。
【DIY】根太なし、なんちゃって大引き工法でウッドデッキを作る
ウッドデッキを作る工法として、
1.サンドイッチ工法
(引用元:リーベ)
2.大引工法
(引用元:cadiy3d.com)
があります。以前実家でウッドデッキを作ったときは、サンドイッチ工法を作りました。
初心者がウッドデッキを自作するには、サンドイッチ工法の方が簡単のようです。
サンドイッチ工法は、結局木材の重さをビスで支えるのが気になります。
それに比べ大引き工法は、束柱(つかばしら)に大引を載せるので安心感があります。加重を面で支えるので安定します。そして、木材の数を減らすことができるので、大引き工法で作成することにしました。
【DIY】ウッドデッキの作り方
①イメージを作り、必要な材料を用意する
ウッドデッキを作るためには、まず頭の中のイメージを図面に落とし込む必要があります。
よいどんが、DIYするときは作りながら考えたり、頭の中だけでイメージして作り出してしまいますが、ウッドデッキを作るためには、図面化したほうが良いでしょう。
なぜなら、木材や束石、その他もろもろの材料を準備する必要があるからです。
よいどんは、CADは使えないので手書きです。
手書きでも十分だと思います。そして、途中で必要に応じて変更しても構いません。
とりあえず、頭の中のイメージを書き出してみましょう。後で修正変更しても構わないので、とりあえず、書き出してみましょう。よいどんも必ずと言ってもいいほど、最終的には変わっちゃいます😁
束石には、記号数字。その上に小1、大5とか書いているのは、大引の位置をザクっと記載しています。これに直交するように床材として並べます。
②ウッドデッキを作る場所を整備する。
ウッドデッキを設置する場所の草取りをします。これをしないとウッドデッキの下からニョキニョキ、ボーボーと草が出てきます。完璧には除去できなくてもやっておいた方がいいでしょう。
③束石を仮置きする。
地面に釘を打ち込み、紐を引っ張ります。そうするとイメージしやすいです。
束石を仮置きします。
④基準の高さを作り、どれくらい掘り込むか考える
束石をしっかり固定するために、束石下を掘り込み、砂利(砕石)を敷きセメントを流し込みます。
そして束石が動かないようにして束柱、大引き、床材をのせます。そのために、一番最初の束石をすべて同じ高さにする必要があります。大引き工法では、非常に重要になります。サンドイッチ工法ではそこまで重要ではありませんが、同じレベル(高さ)を出せると後が簡単になります。
100%同じ高さを作るのは大変ですが、頑張って同じレベル(高さ)を出しましょう。
ここで、ある基準の高さとは。レーザーを水平な台に置きます。この時、レーザーから水平方向に赤線、または緑線が出ます。これをそのままマーキングすると、『ある基準の高さ』が出来ます。
レーザーがあると便利です。値段もピンキリですが、あると非常に重宝します。
束石をレーザーを使い、ある基準にすべての束石の高さを同じにします。
こんな風に赤が見やすくなります。
レーザー用メガネがあると屋外でも見やすいです。レーザーの色がグリーンの商品もあります。グリーンの方が見やすいです。
レーザーである基準となる高さに印をつけていきます。この印線同志を水糸などで結ぶと基準の水平線が出ます。
レベル(高さ)を揃えて、束石をセメントで埋め、固定する。
堀った穴をつき棒で突き固め、
砂利を入れて突き固め、
セメントを入れて、
束石を水平になるように調整しながら
固定します。
最後に束石の周りにセメントを入れて、ひとつ終わり。もちろん、水平が取れているかどうかしっかり確認します。
おさらいすると、
仮置きした束石の下を掘り、砕石(砂利)を突き固め、セメントをして束石を固定します。大引き工法は、この束石の高さがかなり重要です。今回、よいどん家のウッドデッキでは束柱を極力削減するため、この束石の高さでウッドデッキの出来に直で反映します。
水平器で必ず水平になるようにセメントを追加もしくは取り除き、調整します。
レーザー(または水糸からの高さ)で目標とする高さも調整します。
この二つを同時にしないといけないので大変です。束石の数だけ必要な作業です。
高さを揃えるため、盛り土みたいになる箇所もありました。
最近DIYしていて思うことは、基礎が一番地味だけれど、一番重要なのではないかということです。DIYだけではなく、スポーツも人生も同じなのではないでしょうか?
ヤギのつくしさんも子供たちも協力してくれました。
除草シート敷き、草が生えてくるのを防ぐ
束石がしっかり固定出来たら、除草シートを敷きます。
束石のある部分をカットし、ウッドデッキの下になるところにまんべんなく敷きます。
10年~20年ウッドデッキが持つと考えると、その間草が生えてきても草刈りできません。
だから、しっかり除草できるものを選びました。
手順としては、除草シートをダーと引き、いい長さでカットします。
束石のある部分をカッターで切り込みを入れます。
そして、Uピン+黒丸を地面に打ち込み固定します。
コンクリートと接するところに専用の接続テープを貼り付けます。
かなり強力です。
柱周りも切り込みを入れてしっかり敷きます。
カッターで切り込み入れすぎたところも接続テープで補修しました。
分かりにくいかもしれませんが、上の段の周りもすべて接続テープで固定しています。
束柱を建てて、大引を乗せる
コスト削減、高さ調整のため、家に近い部分は束石に直接、大引を乗せます。
下の段は、束石の上に束柱。
そして、根太なしで直に床材を乗せて固定します。
その上、束石と束柱は固定しません。なぜなら、束石の下の地面が下がると束柱も下がってウッドデッキがひずんでしまう可能性があるからです。

まだ完成していないのに、もうくつろぐ ヤギのつくし
下の段の束柱の高さを調整するために大引を仮置きします。
上の段の大引を乗せた高さが基準の高さです。
下の段は束柱を建て、その上に大引を乗せます。それが水平になり、かつ上の段と同じ高さになるようにすべての束石からの高さを計算し、カットします。
基本的には束石も水平になっているはずなので、数ミリの誤差だと思います。
図面に書いた数字を、束柱・大引に書き込みます。向きもあるので注意。
束石のどこに束柱・大引がくるのか、鉛筆で書いています。
ハードウッドなので、そのままビスは刺さりません。だから、ハードウッド専用の皿取りまでできる錐先(ドリル刃)を準備しました。
使用するビスの長さでそれぞれ用意します。
ウッドデッキ用のビス。ビットも◇。ビットも1つずつ付属しています。
プロの大工さんが我が家をリノベーションするときに使用していました。
どうしてもプラスビットだと、インパクトの力が強いためか、ビス頭がなめってしまします。
四角だとがっちり噛み込み、頭が滑りません。
奇麗に皿が切れています。
ウッドデッキの床材を取り付ける
いよいよラストスパート。
床材を乗せ、ビスで留めます。
雨どいパイプを避けるために、ジグソーでカットします。
カットした後は、しっかりやすりで研磨します。
等間隔、一列にビスが並ぶように廃材で穴開けよう治具を作りました。
あとは、ジャンジャン取り付けていきます。
飛び出したところは、丸ノコで一気にカットして揃えます。
スクエアビスが足りなかったですが、
完成しました。完成の写真が少なかった。
雨の日の写真です。
雨が降ると水が低い方へ流れてきます。
ハードウッドを購入する際、建材屋さんと相談しました。長物(2200㎜以上)のものは、個人宅に配達してくれない。だから、それ以下のものを組み合わせて作った方がコストもかからないのでお勧めとのことでした。
しかし、実際に作って使用すると、やっぱり長物がいいですね。床材と床材の切れ目が段差になっている箇所も何か所もあります。ささくれもしやすいようです。
プロがウッドデッキを施工している写真を見ると1本物がほとんどですよね。
まあ、プロが作るときは、もし反りがひどい材木があると使わず、きれいなものだけで作るでしょう。DIYでやる場合、そういう無駄な材木はないようにするので、厳しい現状がありますね。
次回つくる機会があるときは、長物挑戦したいですね。

よいどん

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