おやっとさ。よいどんです。
ヤギを飼い始めて1年半。大型の小屋を作ったので、その記録です。
以前移動式ヤギ小屋を作りました。

つくしが妊娠して子ヤギを産むので、何が何でも立ち会いたい!
だから、大型の立派な小屋を作りました。
ブロック基礎作り②の続きです。

【自作小屋作り】パレットでやぎ小屋を作る~柱・桁にホゾ加工~
柱に ほぞ(♂)、ほぞ穴(♀)加工する
パレットだけで小屋を作ることはできると思います。しかし、20年後も使えるように角柱を間に入れて強度を高めたいと思いました。固定も出来るだけ金具を使わず、ホゾ・ほぞ穴を作ってほぞ組みしました。
イメージは上の通り。
まずは、ほぞ を切ります。柱の上の部分です。
繊維に対して平行、つまり縦に切るときは 縦引き刃で切ります。
繊維に対して直角、つまり横に切るときは、反対側の刃、目の細かい横引き刃を使います。
真ん中の残る部分(ホゾ)が45㎜角になるようにします。
柱を立てて、ホゾで切り落として部分が2000㎜になるようにしました。しかし、角柱はほとんどが2000㎜ちょうどだったので、45㎜角の角材をダボみたいに使うことで長さを確保した柱もあります。それが下の写真のような加工です。
柱をしっかり固定し、角ノミを縦に設置。ちなみに角ノミはオークションで15,000円くらいで買いました。
非常に危ないですが、角ノミを縦に使ってホゾ穴(♀)を空け、ホゾ穴に45㎜角角材を差し込み、ホゾ(♂)にしたてました。これで、設置高2000㎜の柱が完成。
長さ70㎜くらい残してカット。これでホゾ(♂)が完成。
梁・桁に ほぞ穴(♀)加工する(手動角ノミ使い方)
次は、梁に ほぞ穴(♀)をあけます。もちろん設計図から寸法をしっかり当たって正確な位置に開ける必要があります。間違えるとホゾ(♂)が入りませんので。
手動角ノミが大活躍です。使い方も一緒に説明しますね。
穴を開けたい箇所にしっかり隅出ししておきます。
角材を横に置き、その上に角ノミを置きます。結構重く20㎏近くあります。
左の大きなつまみを回して、木材を固定します。
次につまみの軸にある、ハンドルを手前に引くと木材をがっちり固定できます。
固定出来たら、このつまみを回すと角ノミが左右に移動します。開けたい部分に移動させてください。
このハンドルを動かすと角ノミが前後に移動します。また、このハンドルは角ノミが回転しているときも移動してしまうので、手で押さえながら作業したほうが良いでしょう。
位置が決まったら、電源を『入』に入れます。プッシュボタンなので、切るときは 『切』を押します。
角ノミドリルが回転したら、右の大きなハンドルを手前に回します。すると、角ノミが下がり穴を掘っていきます。
30㎜の角ノミしかなかったので、45㎜角の穴を開けるために4回移動させて開けました。
あとはノミと金づちを使って成形します。
梁に必要箇所すべて ホゾ穴(♀)を開けます。
桁にトリマーで900㎜角材を受ける溝を掘る
しっかり隅出しをします。隅出しした部分をトリマーを使って10㎜掘り込みます。
一気に10㎜掘ることはできません。トリマーに負荷がかかるので3回に分けて掘り下げます。
角は取れないので、ノミと金づちで掘ります。
梁を受けるためです。
小屋束・棟木にホゾ(♂)、ホゾ穴(♀)加工する
棟木には平ホゾ(♀)の加工をします。
90㎜角の小屋束なので、角ノミで3個連続して開けます。
ノミと金づちできれいに成形。
そして、小屋束にホゾ(♂)を作ります。
柱をブロック基礎と固定するための加工
ブロック基礎を柱を固定するために、羽根板ボルトを付けるための加工をします。
続きはこちら。

よいどん

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